元女子サッカー選手の永里優季さんによる分析動画が
興味深かったので動画の内容をAIアシスタントのGeminiに
分析してもらい、またGeminiとの対話を通じて、
この動画から読み取れる内容を深掘りしてみました。
・参考にした動画チャンネル名
KOKORO USAGIチャンネル 永里優季
・参考にした動画タイトル
【なでしこJ】6/27 vsスペイン まだある大きな差
・URL
https://www.youtube.com/watch?v=Bguci4td3Ko
Geminiへの質問1
以下動画の概要と、はっきりと明言はしていないものの
読み取れることなどがあったら教えてください。
https://www.youtube.com/watch?v=Bguci4td3Ko
KOKORO USAGIチャンネル 永里優季
【なでしこJ】6/27 vsスペイン まだある大きな
動画の概要
この動画は、なでしこジャパンとスペイン女子代表の親善試合
(結果はなでしこジャパンの1対3での敗戦)のレビューです。
永里優季さんが試合を2回見て分析した結果を共有しています。
主な分析ポイント:
試合結果の振り返り [00:07]:
なでしこジャパンはスペインに1対3で敗れました。
スペインの戦術 [00:44]:
スペインは日本の左サイドを徹底的に狙い、数的優位を作ってペナルティエリアに
侵入する戦術をとっていました。
日本の守備の課題 [01:02]:
サイドバックの立ち位置の悪さや
選手間のコミュニケーション不足が指摘されています。
※この項目について、これ以上記載すると動画のネタバレになりますので割愛します。
詳細は動画参照でお願いします。
はっきりと明言はしていないものの読み取れること
日本の戦術的な準備不足:
永里さんが日本の守備や攻撃において「意図」が見えないと
繰り返し述べていることから、試合前の戦術的な準備や選手への
落とし込みが不十分であった可能性が読み取れます。
特に、スローインに戦術プランがないという指摘からも、
全体的な戦略共有の不足が示唆されます。
選手個々の判断力と予測能力の課題:
ボールを受けた後の判断の遅さや、サポートの予測の遅さ、
そして一人で状況を打開できる選手の不在は、
選手個々の状況判断能力や次のプレーを予測する能力に課題が
あることを示唆しています。
自己評価と現実のギャップ:
宮澤選手のコメントに対する永里さんの指摘から、
なでしこジャパンの選手たちが自分たちの現状を客観的に
評価できていない、あるいは過大評価している
可能性が読み取れます。
フィジカル面での課題:
田中選手の得点シーンで「筋力で最後カバーした」という言及や、
スペイン選手の「胸高重心」で自信に満ちたプレイ姿勢に
触れていることから、日本の選手がフィジカル面、
特に体幹の強さやバランスにおいて、
スペインの選手に劣っている可能性が示唆されます。
これは、プレッシャー下での技術発揮や、
ボールを奪われないためのキープ力にも影響していると考えられます。
Geminiへの質問2
日本の戦術的な準備不足については、
監督の戦術の落とし込み不足と言っていると
読み取れるでしょうか。
はい、そのように読み取れます。
永里優季さんの動画の分析から、
「日本の戦術的な準備不足」という指摘は、
監督が選手に対して戦術を十分に落とし込めていなかった、
または浸透させられていなかったという解釈につながります。
具体的には、以下の点が監督の戦術の落とし込み不足を
示唆していると言えるでしょう。
「意図」が見えない守備・攻撃:
永里さんが繰り返し「意図が見えない」と指摘していることは、
選手たちが監督が示したであろう戦術的な狙いを理解し、
フィールド上で表現できていなかったことを意味します。
長野選手のコメントへの疑問:
長野選手の「守備の仕方や奪った後の狙いが示されている」
というコメントに対し、永里さんが疑問を呈しているのは、
実際に試合中にそれが実行されていなかった、
あるいは選手間での理解度にばらつきがあった可能性を
示唆しています。もし監督が意図を明確に伝えていれば、
このような疑問は生じにくいでしょう。
スローインの戦術プランの欠如:
スローイン一つとっても「戦術プランがない」と
指摘されていることは、細部にわたるまで監督からの
具体的な指示や練習が不足していたことを強く示唆しています。
これらの点から、永里さんは、チーム全体としての戦術的な
統一感や実行力の不足を指摘しており、
その原因として監督による戦術の落とし込みが不十分であった
可能性を強く示唆していると読み取れます。
Geminiへの質問3
現在のメンバーは、前監督で選ばれたメンバーから
ほぼ変わらないメンバーで構成されてはいますが、
それでもチームに戦術を十分に落とし込めていなかった、
または浸透させられていない状況は、
前監督のときから監督が選手に対して戦術を十分に
落とし込めていなかった、または浸透させられていなかった
可能性はありますか。
はい、その可能性は十分に考えられます。
現在のメンバーが前監督時代から大きく変わっていないにも
かかわらず、戦術の落とし込みや浸透に課題がある場合、
それは前監督時代からの根本的な問題が引き継がれている
可能性を示唆しています。
考えられる要因としては、以下のような点が挙げられます。
継続的な戦術の不明瞭さ:
前監督の時代から、チームとしての明確な戦術やコンセプトが
選手たちに十分に伝わっていなかった、
あるいは浸透していなかったのかもしれません。
その結果、監督が変わっても、根本的な問題が
解決されずに続いている可能性があります。
選手側の理解度・適応力:
選手たちが特定の戦術やプレーモデルに対する理解が
不足している、あるいは新しい戦術への適応に
時間がかかるという、選手側の特性も影響しているかも
しれません。これは、監督が誰であっても生じうる課題です。
指導方法の継続的な課題:
監督が変わっても、チーム全体の指導方法や
コミュニケーションの取り方に、戦術を効果的に伝える上での
課題があるのかもしれません。例えば、練習内容が戦術の浸透に
直結しにくいものであったり、選手との対話が不足していたり
する可能性です。
外部からのプレッシャーや環境要因:
チームを取り巻く外部からのプレッシャーや、
国際試合の準備期間の短さといった環境要因が、
監督が戦術を十分に落とし込むことを困難にしている
可能性もあります。これは前監督も同じ状況に直面していたかも
しれません。
永里優季さんの動画の分析は、あくまで特定の試合における
「現在のチーム」の課題を指摘していますが、
それが「前監督時代からの負の遺産」である可能性も否定できません。
特に、長野選手のコメントへの疑問やスローインの課題など、
基本的な部分での戦術的な統一感の欠如は、一朝一夕で解決できる
問題ではないため、過去からの積み重ねが影響している
可能性は高いと言えるでしょう。
Geminiへの質問4
DF古賀塔子(フェイエノールト)選手からは、
「しっかり突き詰めていけば、
スペインに勝てるんじゃないかなと思います」と
強い思いを語った。とありましたが、この分析からは、
勝てるようになるには相当難しい状況という
認識でよいでしょうか。
以下引用元
19歳DFが感じた日本代表の現在地「勝てるんじゃないか」 W杯まで「短いかもしれないですけど」
はい、永里優季さんの分析からは、なでしこジャパンが
スペインに勝利するには相当難しい状況であるという認識で
間違いないでしょう。
古賀選手のコメントは、選手個人の強い意欲や前向きな姿勢を示すものですが、
永里さんの具体的な分析内容は、現状のなでしこジャパンとスペインとの間に
技術、戦術、そして個人の判断力の面で、
非常に大きな隔たりがあることを浮き彫りにしています。
永里さんの分析から特に懸念される点は以下の通りです。
基礎技術の差:
パススピード、パスの種類、パスの飛距離など、基本的な技術要素において
「大きな差がある」と明言されています。これは、付け焼刃ではどうにもならない、
長期的な育成や練習が必要な部分です。
判断力と予測の遅さ:
ボールを受けた後の判断の遅れや、サポートへの予測不足が指摘されています。
これは、戦術を理解しているかどうかに加え、
サッカーIQや瞬間的な状況判断能力の問題であり、
一朝一夕で向上するものではありません。
戦術の浸透不足と実行力:
守備や攻撃に「意図が見えない」、
スローインに「戦術プランがない」といった指摘は、
チーム全体として戦術が共有され、実践できていないことを示唆しています。
監督が戦術を落とし込めていない可能性も指摘されており、
チームとしての成熟度が低い状態です。
フィジカル・体幹の課題:
スペイン選手の自信に満ちたプレイ姿勢や、
田中選手のゴールシーンでの「筋力でカバー」という言葉からは、フィジカル、
特に体幹の強さにおいて劣っている可能性も読み取れます。
プレッシャー下でのボールキープや対人プレーに影響するため、
これも克服には時間がかかります。
これらの課題は、どれも短期間で劇的に改善できるものではありません。
古賀選手が言う「しっかり突き詰めていく」というプロセスは、
個人の努力はもちろんのこと、チーム全体の育成方針や練習内容の抜本的な見直し、
そしてそれを継続する時間が必要となるでしょう。
したがって、古賀選手の言葉が希望的観測である一方で、
永里さんの詳細な分析からは、
スペインに勝つためには現在の日本の女子サッカー全体として、かなりの時間と努力、
そして根本的な変革が必要であるという、厳しい現実が示されていると理解できます。
最後に個人の感想で、
再び世界一へ!なでしこジャパンに今必要な「新陳代謝」
スペイン戦と動画分析結果からなでしこジャパンが再び世界の頂点に立つためには、
チームの抜本的な改革が必要です。
特に、現在の選手選考には大きな課題があると感じています。
伸びしろを秘めた選手の積極的な登用を
現状の代表選手の中には、すでに能力のピークに達している、
あるいは伸びしろが少ない選手もいるかもしれません。
もちろん、経験豊富な選手の存在は不可欠ですが、世界一を目指すには、
現状を打破し、新しい風を吹き込むことが重要です。
そのためには、現在レギュラーとして活躍しつつ、明確な「特徴」を持ち、
かつ「伸びしろ」のある選手を積極的に選考していく必要があります。
例えば、以下のような選手たちに注目すべきだと考えます。
若手の有望株で、技術は申し分ないもののフィジカルに課題がある若手選手:
彼女には、今後の成長を見越した育成的な視点での投資が必要です。
戦術が落とし込めないならば個人の力で点を取って補いましょう。
WEリーグで活躍中でフィジカルが優れてあとは経験値だけという若手選手:
代表での経験を積ませることで、
国際舞台で通用する選手へと成長させるべきです。
守備戦術が落とし込めないようならばフィジカルで補いましょう。
WEリーグで活躍中で知名度は低いが足が速く攻守両面で成長の余地がある選手:
スピードは現代サッカーにおいて非常に重要な武器です。
彼女のような隠れた才能を発掘し、活用すべきです。
守備戦術が落とし込めないようならばスピードで補いましょう。
WEリーグで活躍中で運動量が多くプレス強度ありもキックに成長の余地がある選手:
守備面での貢献度が高く、
攻撃面でも成長が見込める選手はチームに厚みをもたらします。
守備戦術が落とし込めないようならばプレス強度で補いましょう。
WEリーグでの活躍は申し分ないのに、代表では冷遇されている若手選手:
所属チームでのパフォーマンスが評価されていない現状は疑問です。
公平な目で選考し、チャンスを与えるべきです。
戦術が落とし込めないならばポテンシャルの高さで補いましょう。
WEリーグにて攻撃面では数字を残し、守備面でも貢献度が高い中堅選手:
若手とベテランの橋渡し役として、
攻守にわたる貢献が期待できる選手はチームバランスを保つ上で貴重です。
戦術が落とし込めないならば総合力の高さで補いましょう。
新しい取り組みがもたらす期待
このような選手選考への大胆な取り組みがあれば、
個人的には今後のなでしこジャパンの試合をより一層楽しみに見ることができます。
チームが常に進化しようとする姿勢を見せることで、ファンも、そして選手自身も、
新しい目標に向かって邁進できるのではないでしょうか。
再び世界一の称号を掴むため、なでしこジャパンには今こそ、新たな血を導入し、
未来への投資を惜しまない勇気ある決断が求められています。