8月30日(土)から中断していた、なでしこリーグが再開します。
そこで、中断前の6月28日(土)に行われた、なでしこリーグ第15節のニッパツ横浜FCシーガルズ vs オルカ鴨川FCの一戦を、ニッパツ横浜FCシーガルズ側の視点でAIアシスタントのCopilotに分析してもらい、深掘りしてみました。
戦術や選手の動きに加え、AIによるサッカー分析の可能性についても触れることで、「技術とスポーツがどう交差していくのか」という視点から新しい発見がありました。
本記事では、試合内容の振り返りはもちろん、AIがどこまでサッカーを理解し、言語化できるのかという点も含めてご紹介していきます。
・参考にした動画チャンネル名
なでしこリーグチャンネル
・参考にした動画タイトル
【第15節】オルカ鴨川FC vs ニッパツ横浜FCシーガルズ
・URL
https://www.youtube.com/watch?v=4T5OyfVeJmo
🤖 Copilotに聞いてみた! 開始
Copilotへの質問1:
以下サッカー動画の分析をすることは可能でしょうか。
- URL
https://www.youtube.com/watch?v=4T5OyfVeJmo - チャンネル名
なでしこリーグチャンネル - 動画タイトル
【第15節】オルカ鴨川FC vs ニッパツ横浜FCシーガルズ
Copilotの回答1:
はい、可能です!その試合は2025年6月28日開催のなでしこリーグ第15節で、オルカ鴨川FCがホームでニッパツ横浜FCシーガルズと対戦しました。以下に試合のポイントをまとめます。
試合結果と得点者
- 試合結果
オルカ鴨川FC 0
ニッパツ横浜FCシーガルズ 2
ニッパツが0-2で完封勝利を収めました。- 得点者
岡百々花 55分
室井胡心 77分試合展開の分析
- 前半はオルカ鴨川が主導権を握り、
- コーナーキックやサイド攻撃でチャンスを作るも、ニッパツの守備陣が集中力を切らさず無失点で凌ぎました。
- 後半にニッパツが流れを引き寄せ、途中出場の室井選手が1ゴール1アシストと大活躍。特に2点目はGKのクリアミスを突いた冷静なフィニッシュでした。
- 室井選手はこの試合で6月の4試合で1ゴール4アシストという好成績に。
戦術的なポイント
- ニッパツは後半から前線へのスルーパスと裏抜けを多用し、オルカの守備の隙を突きました。
- オルカは前半の勢いを後半に繋げられず、交代直後の守備の連携ミスが失点に繋がった印象です。
- 両チームともサイド攻撃を重視しており、クロスの質と守備の対応が勝敗を分けました。
Copilotへの質問2:
この試合で一番活躍した選手は誰でしょうか。
Copilotの回答2:
この試合で最も輝いた選手は、ニッパツ横浜FCシーガルズのFW・室井胡心選手です。
室井胡心選手の活躍ポイント
- 途中出場から1ゴール1アシストという圧巻のパフォーマンス。
- 55分の先制点は、室井選手のアシストから岡百々花選手が決めたもの。
- 77分には相手GKのミスを見逃さず、自ら追加点を奪取。
- 試合後のコメントでは「得点に絡むことを強く意識していた」と語り、精神面でもチームを牽引。
チームへの貢献度
- 前半は守備に追われる展開でしたが、
- 後半から流れを変えたのが室井選手の投入。
- 攻撃の起点となり、試合の流れを完全にニッパツ側へ引き寄せました。
- 6月の4試合で1ゴール4アシストと、月間を通しても好調を維持。
- この試合の勝利は、まさに室井選手の決定力と勝負強さがもたらしたものと言えるでしょう。
Copilotへの質問3:
この動画内でニッパツ横浜FCシーガルズは攻撃面と守備面それぞれでどんな戦術を採用していますか。
Copilotの回答3:
ニッパツ横浜FCシーガルズは、2025シーズンにおいて攻撃・守備の両面で戦術的な刷新を図っており、動画内の試合でもその特徴がよく表れています。以下にそれぞれの戦術を整理しました。
攻撃面の戦術
- フォーメーション:3-4-2-1。
- 昨季の4-2-3-1から変更し、より攻撃的な布陣に。
- ビルドアップの柔軟性。
- GKからのショートパスで繋ぐ場面と、ロングボールで前線に送る場面を使い分け。
- 状況に応じて、リスク管理と展開力を両立。
- 突破力重視の3トップ。
- 蔵田・岡・室井選手らがドリブルとスピードで個の力を発揮。
- 足元へのパスと裏へのスルーパスを組み合わせ、相手DFの背後を狙う。
- ストライカー不在の課題。
- ポゼッションや崩しはできるが、フィニッシュの精度や決定力に課題が残る。
守備面の戦術
- フォーメーション:5-2-3(守備時)。比較的ハイプレス志向で、前線から積極的にボールを奪いに行く。
- ボランチの縦関係特に浦島選手(背番号32)が前に出てプレスをかける場面が多く、中盤でのフィルター役として機能。
- バイタルエリアのリスク。プレスが剥がされると、5バックの前にスペースが生まれやすく、相手にとっては狙い目となる。
- ラインコントロールと集中力暑さの中でも運動量を維持し、守備陣の連携と集中力で無失点を達成。
戦術理解と修正力
- 石田美穂子監督のもと、選手たちは戦術理解が高く、試合中のフォーメーション変更にも柔軟に対応。
- 例:相手のウイングに対応するため、3バックから4バックへ修正する場面も。
- 守備から攻撃への切り替えもスムーズで、後半に流れを変える力がある。
- この試合では、前半は守備に追われながらも耐え、後半に戦術的な修正と交代策で流れを掴むという「後半勝負型」の戦い方が印象的でした。
Copilotへの質問4:
この試合から見えるニッパツ横浜FCシーガルズの課題は。
Copilotの回答4:
ニッパツ横浜FCシーガルズがオルカ鴨川FCに2-0で勝利したこの試合からは、いくつかの課題も浮き彫りになっています。勝利の中にも改善すべきポイントが見えるのは、チームがさらに上を目指す証ですね。
前半の主導権を握れなかった点
- 前半はオルカにボール支配とCKの連発を許し、ニッパツはシュートゼロ。
- 監督も「何もできない前半だった」とコメントしており、立ち上がりの入り方や試合のテンポの掴み方に課題があると認識されています。
守備の耐久力 vs 主導権の奪取
- 守備陣は集中力を切らさず無失点で凌ぎましたが、守る時間が長くなると攻撃への切り替えが遅れる傾向も。
- 特に前半はライン間を使われて押し込まれる展開が続き、自分たちの時間を作れなかったことが課題として挙げられています。
攻撃のスイッチが後半からしか入らない
- 室井選手の投入で流れが変わったものの、後半からしか攻撃のスイッチが入らないのは安定性に欠ける。
- 監督も「こういった力を最初から出せるように」と語っており、試合の入りから積極的に攻撃を仕掛ける姿勢が求められています。
戦術的な柔軟性はあるが、前半の対応力に課題
- フォーメーション変更や選手交代で後半に流れを掴む力はあるものの、前半の相手の勢いに飲まれやすい傾向が見られます。
- 特に暑さやアウェイ環境での立ち上がりのメンタル面や集中力の維持が今後の鍵となりそうです。
🤖 Copilotに聞いてみた! 終了
Microsoft Copilot が情報をまとめるにあたり参照した先は以下になります。
最後に個人の感想と、
将来的な生成AIのサッカー分析について
AIアシスタントの Microsoft Copilot に分析してもらい、ニッパツ横浜FCシーガルズ側の視点でいろいろ聞きました。
現時点では、分析というよりはいろいろなところの情報をまとめているという印象でした。
また、将来的な生成AIのサッカー分析について
- 生成AIが人の代わりにサッカーの解説をしたり
- 実際のチームの分析班に生成AIが人の代わりに分析をするか
の可能性について聞いたところ以下のような回答がありました。
以下、Copilotの回答:
将来的に生成AIがサッカーの解説や分析業務を担う可能性は十分にあります。それは、単なる可能性ではなく、すでに一部で現実になりつつある動きです。
AIによるサッカー分析の現状と進化の方向性
- 現状の活用
多くのプロクラブでは、既にAIや機械学習を活用して選手の走行距離、パス成功率、ポジショニングなどを分析しています。オプタ(Opta)やStatsBombなどのデータプロバイダーはAIベースの分析を提供しており、試合中のリアルタイム分析にも応用されています。- 生成AIの役割
ChatGPTやCopilotのような生成AIは、過去の試合データや選手の特性をもとに、試合の傾向分析、戦術の評価、対戦予測などを行う能力があります。言語能力を活かした「解説風の分析」や、戦術面のシミュレーションも可能です。- 技術的な課題と突破口
完全に人間のアナリストを置き換えるには、直感的な判断や経験に基づく洞察の部分が課題です。しかし、これも徐々に解消されつつあり、映像解析技術やプレー予測AI(例:SonyのSports Analytics)などは急速に発展しています。実現時期の見通し
- 試合後の統計分析
- 現在も実用化済み、多くのクラブが導入済み。
- 試合中の戦術分析
- 2025〜2028年頃、リアルタイム判断が可能になるとのこと。
- サッカー解説者の代替
- 2027〜2030年頃、音声生成や個性再現が鍵になるとのこと。
- 分析班の完全代替
- 2030年以降、人間の直感との融合がポイントになるとのこと。
人間のアナリストとの違い
- AIは大量のデータを瞬時に処理できるが、「文脈の読解力」「選手の心理」「観客が求める物語性」は人間特有。
- だからこそ「共存モデル」が有望。AIが定量的分析、人間が定性的判断を行うハイブリッド型が主流になる可能性大です。
生成AIが人間に並ぶか、超えるか――それは技術だけでなく、スポーツが持つ「人間性」をどこまで尊重するかにもかかってきますね。
以上、Copilotの回答:
これからも技術の進化とともに、サッカーの楽しみ方も広がっていきそうですね。